求人情報検索サイトIndeedをもっともっと活用する!求人メディア担当者向け「攻めの活用術」

求人情報検索サイトIndeedをもっともっと活用する!求人メディア担当者向け「攻めの活用術」

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突然ですが、みなさん「Indeed」というサイトをご存知でしょうか。”あらゆる仕事、まとめて検索”をキャッチフレーズに、派遣、契約、パート、アルバイトから正社員まで多種多様な求人を検索することができるサイトです。「東京都、正社員」だけでも94798件(2015年3月9日時点)もの圧倒的求人数。わたくしもお世話になっております。


このIndeed、求人メディア運営会社様、人材系企業様、募集企業様目線で見ても、無視することのできない集客チャネルになってきているかと思いますが、今回の記事では改めてIndeedとは何か、その特徴、さらには集客効果を高める「攻めのIndeed活用術」について、ざくっとまとめてみようと思います。

Indeedをざっくり3点でまとめると

1.求人情報版Googleのような求人情報一括検索サイト

indeedはインターネット上に存在する求人データをクローリングで集めてきてIndeedでの検索結果に反映させています。よく間違われやすいのですが、求人広告サイトではなく、あくまでIndeedは検索サイトです。

indeedの画面イメージ

2.ロングテールSEOに強く、集客力がある

GoogleやYahoo!で検索「<探している職種> 求人」等で検索するとたいてい上位表示されていることからもご理解頂けるかと思います。冒頭でもお伝えした通り、正社員だけでも約95,000万件の求人ページがあるので、その集客力はかなりものになります。

3.自社が保有する求人データをIndeedにデータで提供するとさらに効果的

実はIndeedでの検索結果に登場する求人はクロールされた情報だけではないのです。クロール任せにせず、能動的に求人データをIndeedに提供することで、最適な情報だけを表示可能なため、効果を高めることができます。これについては後程、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。

求職者目線でのメリット

まず、そもそもIndeedがどういう価値を提供しているか、なぜ集客チャネルとして有効なのか、という点ですが、求職者としては、1か所で横断的に求人を探すことができる、というのが何よりのメリットになります。

雇用形態や年収レンジ、勤務地、職種などで細かく検索条件を指定することができるのもありがたいですね。「募集開始から○日間以内」といった絞込みができるので、新しい求人を優先的に確認することもできるのも、個人的にはとても便利でした。


また、検索結果についても求職者にストレスを与えないよう、配慮がされています。

提供される情報自体が「Comprehensive(包括的な)」かつ「Relevant(関連ある)」である事を目指し、例えば「東京 バー」と検索した場合に、”社名に「バー」が入るだけ””ビル名に「東京」が入っているだけ”のような、ストレスある検索結果を表示しないように注力している。


引用:世界で月間1億5000万人が利用 脅威の求人検索サイトを運営する 「Indeed社」とは

集客チャネルとしてのIndeedの強さ

さて、そんなIndeed、アメリカでは最も面談数を獲得できるという調査レポートも発表されており、2012年にはリクルートさんが買収したことで話題にもなりました。このレポートによると、求職者からの応募全体の36%がIndeed経由、また採用実績においても27%がIndeedからであるという調査結果になっています。

参考:なぜ今リクルートは「Indeed」を買収したのか?最新レポートから見るIndeedの実力と多様化する採用手法


日本でのIndeedのユニークユーザー数等は、残念ながら明確な数字はインターネット上で公開されていないようですが、圧倒的な求人数を下敷きにしたSEOの強さがあり、集客力はかなりのものがあると予想されます。こちらでは月間350万ユニークユーザーと紹介されていました。
参考:Indeedは検索サイトです。求人広告サイトではありません。誤解していたようだ。
http://www.genius-japan.com/blog/indeed/

実際に「○○(職種名等) 求人」で検索するとたいてい上位に表示されてきますし、既にアクセス解析ツールで見るとIndeed経由の流入は無視できないレベルになっているかと思います。

Indeed掲載求人は通常、クローリングによるもの

冒頭でもご紹介しましたが、Indeedに掲載されている情報の多くはクローラーによって収集されているものです。特別な手続きなしに、気づいたら自社の保有する求人情報がindeed上にも掲載されていたという方がほとんどではないかと思います。

クローラーによるIndeedへの求人情報掲載のイメージ

Indeedのクローラーが勝手に求人情報を収集してくれるので、意識せずに流入というメリットを享受されていた方も多いかと思います。非常に便利な仕組みです。でも「求人のここがもうちょっとこう表示されてたらもっと嬉しいなぁ」とか「更新した求人情報、はやく掲載されないかな」というような思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「そんなもんだ」と思っていた皆さん、かゆいところに手を届かせる方法があるんですよ!

攻めのIndeed活用術:データフィードで最適な求人情報を掲載

実は、Indeedに掲載される求人は、クローラー任せの受け身な掲載だけではなく、明示的に掲載したい求人情報を伝える手段が用意されています。

「自社で保有する求人データ」を「Indeed社のフォーマット」で提供すれば、先ほど挙げた不便な点をすべて解消でき、効果の面でも大きく向上させることができます。
ちなみに、こうした商品・商材データを媒体に送信する仕組みのことを「データフィード」と呼び、Indeed社にはxml形式でフィードを作成、送信する必要があります。

データフィードによるIndeedへの求人情報送信イメージ

データフィード利用時のメリット

Indeedをデータフィードで積極活用する主なメリットを3点にまとめます。

  • より正確な情報を掲載でき、クリック率が向上
  • 掲載したい求人を指定でき、定期的なデータ更新が可能
  • クローラーの停止により、企業様サイトへの負荷が軽減

※効果の有無についてはサイトの状況により異なります。

クロールからデータフィードによる掲載に移行することで、上記のように掲載情報に関する細やかな対応を行うことができ、推したい求人をしっかり掲載させることもできるんです。


データフィード利用時の効果

また、具体的にはこんなような効果があげられます。

  • Indeed推奨のフォーマットにすることで見やすい表示で高いユーザビリティを実現
  • スマホアプリ特有の詳細ページに対応した読みやすい説明文でクリック率アップ
  • 【資格必須】等の応募条件を適切に入れることで無駄なクリックを回避

実際にIndeed向けにデータフィードを最適化することで、月間流入数が2.6倍、月間応募数が2.9倍になったという事例もありました。
参考:indeedのデータフィード最適化のポイントを紹介します

クローラー任せにしてしまうと、意図しない表記になってしまうところを、明確にバシッと意図通りに表示できるというのがやはり一番大きいです。スムーズで、訪問者にストレスの無い掲載を実現することで、結果的にIndeedからのトラフィック量・コンバージョン率等のパフォーマンスの最大化に繋げることができます。

また、IndeedにはGoogleで言うリスティング広告的な有料広告もあり、この広告運用の最適化にもデータフィードからのアプローチが必要になってきます。

例えば、出稿したくない特定の求人を掲載から除外したい、この会社の入札金額を特別に高めたい、といった運用を行う際にもIndeedに送るデータフィードの中で該当する設定を行います。

そのデータフィード、やろうと思ったらこんな準備が必要

Indeedにデータフィードで求人を表示させるまでに必要な準備物ですが、運用を考慮すると、主に以下の3つが必要になります。

  • 1.Indeedの広告アカウント
  • 2.XMLでのデータフィードを作成・配信・運用するサービス
  • 3.広告運用の設定

まず一つ目は、広告アカウントの準備です。Indeedでの有料広告配信が、データフィードでの求人配信を行う条件になっているためなのですが、これは「リスティングのためにAdWordsのアカウントが必要」みたいなものだと思ってください。

「有料広告」という言葉に少し怯んだ方もおられるかもしれませんが、Indeedの有料広告もAdWords同様クリック課金なので少額からスタートすることができますし、Google検索結果の広告枠のように、上部に表示することの効果は非常に高いです。どうか食わず嫌いをせずに、読み進めて頂けると嬉しいです。

検索結果における枠について

で、ここでアカウントを発行すると、データフィード配信用のFTP情報等をIndeed社に用意してもらえるようになります。

二つ目は、求人データをIndeed用フォーマット(XML形式)に変換して提供するためのツールやサービスです。ちなみにこの「求人データ」を「Indeed社等の配信先」に合わせて提供する際の仕組みのことを「データフィード」と呼びます。
Criteo(クリテオ)広告などではCSV形式ですが、Indeed社用のフィードではXML形式なので、少しだけ注意が必要です。

もちろん自社でこの一連の求人データ提供の仕組み=データフィードを用意することも可能ですが、一般的にはデータフィード構築・運用のためのサービスが利用されています。
主な理由としては、自社内のリソースだけで、下記のようなデータフィードの改修を迅速に行うことが困難ということが挙げられています。

  • Indeed用フォーマットの仕様変更に対応するのが難しい
  • 広告効果を高めるための運用改善(求人データに列追加など)を継続的に実施できない

最後三つ目は、広告運用の設定です。出稿予算の設定や求人グループの切り分け方法、入札単価の管理など設定が終わるといよいよ配信が行われます。と同時に有料広告枠以外の検索結果にも新たに用意したデータフィードによる求人掲載が開始されます。お疲れ様でした!

まとめ

最初にお伝えした通り、ざっくりとIndeedの特徴や、さらには集客効果を高める「攻めのIndeed活用術」、導入時に必要な準備物についてご紹介いたしました。

多くの求人データを保有されておられる企業様であれば、効果の向上も特に大きく見込めると思います。「受け身のIndeed利用から、攻めのIndeed活用へ」今回の記事が参考になれば嬉しいです。

ですが、「データフィードを準備しておしまい」、「入稿しておしまい」ではなく、継続的な改善が必要になるのは、他の施策と同じです。ぜひ運用、そして最適化までの計画も頭に入れつつチャレンジしてみてください!

おまけ:攻めのIndeed活用時の必須アイテム
データフィード構築・運用サービス「DF PLUS」

弊社では、Indeedへの求人データ配信に必要となるデータフィード構築・最適化サービス「DF PLUS」を提供しております。単なるIndeed用XMLフォーマットへの変換だけではなく、豊富な実績・ノウハウを活かし、集客効果を高めるデータフィード設計でご支援させて頂きます。

※DF PLUSによるIndeedのデータフィード活用は、求人メディアなどを運営されている人材系企業の担当者様を対象としています。自社の社員募集やアルバイトの募集用途については対象外となります。あらかじめご了承ください。

また、DF PLUSをご利用頂くと、一度作成したデータフィード(商品データを提供する仕組み)を他の広告に転用することも容易に行えます。
例えば、Indeed用に作ったデータフィードを、Criteo(クリテオ)やKANADE DSP用にも活用する、といったことが可能になります。今後の広告戦略を検討される際には、ぜひご参考ください。

詳細のご確認、サービス概要、実績など、ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

★詳しい資料「データフィードきほんのき」ダウンロードはこちらからどうぞ!
https://dfplus.feedforce.jp/download/form_07.html

この記事を書いた人

author by 谷垣 進也

谷垣 進也

BtoBマーケティング畑からやってきた人見知りマーケター。 複雑化するアドテク界隈のあれこれを、ざっくりと(できるだけ図解で)ご紹介していきたいと思います。

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