越境ECを検討中の方、必読!本当は怖くない越境ECの話

越境ECを検討中の方、必読!本当は怖くない越境ECの話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!太田です。
最近、越境EC界隈が盛り上がっています。越境ECに関連する数々のサービスがリリースされている今日この頃です。

★参考記事:
・『ポンパレモール』新たに越境ECサービスを開始-産経ニュース
・ソーシャルエージェント、越境EC支援の新サービスを開始-ECのミカタ
・ペイパル「中国越境ECプログラム」にニッセンなど15社が参画-Ascii
・台湾での「越境EC」、マイクロアドが支援サービス-IT PRO

さらに、日本政府も越境ECを支援しています。

★新たな越境EC支援策を公表(経済産業省)

越境EC、試してみたくなりますよね。国内ですでにECサイトを運営している方にとっては、ターゲットを国外市場まで拡大することで収益の増加が見込めます。
しかし同時に、「越境EC」に可能性と魅力を感じつつも、漠然とした不安を感じ、なかなか実行に移せていない方も多いはずです。

今回はそんな「越境EC」について見えない不安を抱えこむ方々に向けて「越境ECが盛り上がりを見せる背景」や、「実際ビジネスを行う際に必要となるもの」など成功事例を交えつつ、お伝えしたいと思います。

では、早速行きましょう!

目次

  • 越境ECのおさらい
  • 越境EC盛り上がりの背景
  • 越境ECを始める5つの方法
  • 越境ECで必要な3つのこと
  • 成功のための3つのポイント!
  • まとめ

越境ECのおさらい

越境ECとは、簡単に言うと海外向けEC事業のことです。
例えば、日本のEC事業者がアジアやヨーロッパの消費者向けに、webサイトを通じて商品を販売する事業をそう呼びます。

Tokyo Otaku Mode」や…
 
archives_13563_1
 
 
豊島屋本店セレクトストア」などがそうですね。
  
archives_13563_2

越境EC盛り上がりの背景

昨今、外国人の日本製品への購買意欲は増加しています。メイドインジャパンへの信頼はもちろんのこと、円安の影響もあるようです。

外国人が日本へ訪れた際に購入するものとして主に、

・自国で買うより安い日本のブランド物
・メイドインジャパンの正規品
・日本でしか買えないもの

の三つがあります。

これは訪日外国人が日本で購入していくものですが、当然、ECでも同じです。もし、上記にあてはまる製品を取り扱っているのであれば、越境ECを検討すべきかもしれません。

★参照:そもそも越境ECってどんなモノがどんな理由で売れるのか-データから見るポテンシャルと傾向-eコマースコンバージョンラボ

越境ECを始める5つの方法

越境ECを行う際、その方法は大きく5つに分類されます。

1. 日本国内で独立したBtoC-ECサイトを展開する
2. 日本国内の海外対応BtoC-ECプラットフォーム(楽天など)に出店する
3. 進出先国のCtoC-EC プラットフォーム(淘宝網(taobao) など)に出店する
4. 進出先国のBtoC-EC プラットフォーム(天猫(Tmall)など)に出店する
5. 進出先国で独立したBtoC-EC サイトを展開する

数が多いのは<1>と<2>のやり方です。比較的、日本のサーバーを使ってECサイトを構築する人が多いようです。また、<2>に関しては、プラットフォーム側から越境ECに関する様々なサポートを受けられる場合があります。

★参照:我が国経済社会の情報化・サービス化に 係る基盤整備(経済産業省)

越境ECで必要な3つのこと

次に、越境ECを行う際に絶対に考えなくてはならないことを挙げると

1. 物流
2. 翻訳
3. 決済

の3つとなります。

どれぐらいの価格でどのようなプロモーションを行うかといった戦略だけでなく、商品を海外消費者に届けるための物流の用意、サイトのページ翻訳、他通貨かつ多様な決済手段への対応が必要になります。

これだけ聞くとものすごく大変だと感じますよね。ですが、他社の代行サービスをうまく組み合わせて使えば、これらのハードルを乗り越えることは意外に難しくないのです。
 

1. 物流

・発送代行サービス「転送コム」http://www.tenso.com/other/alliance/top.html
・発送代行サービス「ロケーションズ」http://www.locations.co.jp/

海外に荷物を送る場合、最速で送ることが出来る日本郵便のEMSはもちろん、出店者の状況に応じて物流面でサポートしてくれる企業です。
越境ECのノウハウがない方でも安心してビジネスができます。
 

2. 翻訳

・クラウド翻訳サービス「gengo」http://gengo.com/ja/
・クラウドソーシングサービス「job-Hub」https://jobhub.jp/

機械任せの自動翻訳では言い回しが変になったり、正直限界があります。そんなときはクラウドソーシングを活用している翻訳サービスの利用をお勧めします。現地の言語に精通するスタッフを雇わなくとも、安価で翻訳を行うことが出来ます。
 

3. 決済

・中国向け決済サービス Alipay(アリペイ)www.alipay.com
・世界的にメジャーな決済サービス PayPal(ペイパル)https://www.paypal.com/jp/home

越境ECでは、各種クレジットカードの他に、オンライン決済サービスの導入が望まれます。というのも、中国ではAlipayが、米国ではPayPalが決済手段としてポピュラーであるためです。海外向けEC事業を始める際はクレジットカードだけでなく、現地でよく使われている決済手段を導入すべきでしょう。

なお、アリペイは現在のところ日本法人がありませんが、「GMO-PG Global Payment」や「ソフトバンク・ペイメント・サービス」などの決済代行サービスがあります。
 

1~3の総合サポートサービス

その他にも総合的に海外向けEC事業を支援してくれるサービスもあります。

・海外向けEC事業サポート「navibird」http://www.navibird.co.jp/global_business02.html
・海外EC支援ネットショップシステム「COMPASS」
http://shop.compass-shops.com/
 
このように越境ECの経験がないという方も、代行サービスをうまく使えばそこまで難しくなくビジネスを始めることが出来ます。

成功のための3つのポイント!

最後に、村山らむねさんの記事から成功のための3つのポイントをご紹介します。
★村山らむねが聞く「越境EC、成功する二人三脚」-ECzine

EC事業者の「北海道お土産探検隊」、「cheero」、「多慶屋(タケヤ)」の三社がどのようにして越境ECで成功を収めたのか、インタビュー形式でまとめられています。
こちらの記事から僕が印象に残った成功のポイントを3点ピックアップしてみました。

1. 独自の工夫を取り入れている
2. 代行業者のサポートを受ける
3. 最初から完璧を求めずに、ひとまず始めてみる

実店舗をもつ多慶屋さんはチラシを使って効果的に中国人観光客にアプローチしていたり、cheeroさんは海外に現地法人を設立することで商品配送のスピード感を大きくするといった工夫が目立ちます。

また、北海道お土産探検隊さんは楽天市場のサポートを活用し、多慶屋さんはtensoの提供する代理購入サービスを活用することで、越境EC事業を効果的に展開しました。

そして、各社ともECプラットフォームを通じた海外出品を”市場発見ツール”程度のものと考えて、時間をかけて緻密な戦略を練るよりは、素早く試してみて、都度改善していくスタイルのようです。

まとめ

さて、今回は越境ECに不安を感じている方々に向けて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

海外からの日本製品への需要は確実に高まっています。また、ECプラットフォームや各社が提供しているサービスを利用すれば、越境ECを始めることにそこまで高いハードルは求められません。そして、「最初から完璧を求めずに、ひとまず始めてみること」が成功の要因の一つでした。

もちろん越境ECは気軽に始めて成功できるものではないかもしれません。しかしながら、始めてみなければ、改善の余地もないのが事実です。

越境ECを行うことに不安を感じ行動をまだ起こせていない方は、ぜひ、業界が盛り上がっているこの時期にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

author by 太田一誓

太田一誓

山形県天童市出身の全力ブロガー。マーケティングはもちろんIoTやシェアリングエコノミーの分野も好きで、その辺の記事も書いていこうと思います。ちなみに趣味はランニングと「信長の野望」。

投稿記事一覧