マイクロモーメントを捉える!話題の商品リスト広告(PLA)とは!?〜PLAの基本からデータフィード設計まで〜

マイクロモーメントを捉える!話題の商品リスト広告(PLA)とは!?〜PLAの基本からデータフィード設計まで〜

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今回のトピックは、続々と新機能が発表されている「商品リスト広告(PLA)」です。
つい先日も、商品リスト広告でリマーケティングリストが使えるようになりました。
★参考:ショッピング向けリマーケティング リストのご紹介

Googleが商品リスト広告に力を入れている背景ですが、その効果もさることながら、Googleがマイクロモーメントという概念を重要視しているからでもあります。
マイクロモーメントとは簡単に言うと、「何かをしたい!という意図が生じたとき、すぐに目の前にあるデバイスを使って調べる・買うといった行動を起こす瞬間」のことです。
★参考:Googleはマイクロモーメントを逃さない! ~マイクロモーメントを理解してマーケティングに活かすには~

Googleはマイクロモーメントが日常で増えてきていると考えており、そのマイクロモーメントを捉える広告として、PLAに力を入れているわけです。

少し古い情報にはなりますが、実際、2013年の1年間でPLAへの出稿額がおよそ3倍になったというデータもあります。

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★参照と画像:マリンソフトウェア調べ

そこで今回から3本仕立てでPLAに迫っていこうと思います!
第1回目では、改めて、商品リスト広告(PLA)の基本から導入の手順、そしてデータフィードの設計までを一気にご紹介していきたいと思います!

第2弾:ECだけじゃない!商品リスト広告(PLA)の機能拡張! ~ 宿泊プラン、リアル店舗導線など ~

第3弾:商品リスト広告(PLA)の掲載商品数が16個に増加!?Googleが機能拡張をテスト中

目次

商品リスト広告(PLA)とは?

Google商品リスト広告(以下、PLA)とは、Googleの検索結果画面に画像や商品名・価格・店舗名などを表示することができる、Googleの広告サービスです。
例えば、Googleで「デジタルカメラ」と入れて検索すると商品の画像や価格が表示されます。誰でも一度は目にしたことあるはずの、この広告です。

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商品リスト広告の特徴ですが、大きく4点ほどあります。

  • 通常のテキスト広告と比較し、クリック率が最大3倍アップ
  • 検索キーワード、広告文の登録は不要
  • ユーザーの検索ワードと関連性の高い商品が自動的に表示される
  • CPC課金

★参考:AdWordsヘルプ ショッピング キャンペーンと商品リスト広告について

Google検索結果の広告といえばリスティング広告(検索連動型広告)が有名ですが、 リスティング広告とPLAでは大きな違いがあります。
それは、「商品が画像とともに表示される」ことです。

リスティング広告ではテキストのみの表示となり、そのテキストも多くはサイトの紹介になります。

一方PLAでは、一つ一つの商品を画像とともに表示することができます。さらには価格やサイズ、型番までも表示させることができるのです。画像で訴求することができる商品リスト広告は、リスティング広告と比較してより商品を訴求しやすいと言われています。

広告はどこに配信されるの?

では、具体的にGoogle検索結果画面のどこに広告が配信されるのでしょうか?
パソコンの場合は、「ページの上部」または「ページの右側上部」に表示されます。

  • ページ上部の場合

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    • ページ右側上部の場合

 

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  • スマートフォンとタブレットの場合

スマートフォンとタブレットの場合は、最大8つまで商品画像が表示されるカルーセル表示になっています。横にスワイプして画像を選択できます。

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どんな業種に向いているの?

まず前提として、PLAを行うには商品データが必要になります。
さらに、商品データといっても実物の商品が必要なので、クーポンや保険といった実物のないものは、PLAを利用することはできません。この要件により、必然的に商品リスト広告を活用できるのは、今のところEC・通販業界になります。

PLAのポイントは、なんといっても画像付きで訴求できる点です!
アイテム単位で画像と共に広告を配信することができる上に、テキスト情報(価格・企業名など)を組み合わせられるので、ユーザーのニーズが発生したとき(検索したとき)に広告表示できれば、効果が高いのも納得ですよね!

配信方法を解説!

さて、効果の高いPLAを出稿するには、ざっくり以下の手順に沿って行います。

1. AdWordsのアカウントとGoogleマーチャントセンターのアカウントを開設する。
2. Googleマーチャントセンターへ商品を登録する。
3. AdWordsアカウントとGoogleマーチャントセンターをリンクする。
4. AdWordsで商品リスト広告の配信の設定を行う。

広告の管理はAdWords、商品情報の管理はGoogleマーチャントセンターという役割分担があるので、2つのアカウントが必要になります。
3つ目のアカウントの連携のところですが、やや複雑でもあるので、Googleが作った「商品リスト広告の設定方法」という動画を併せて参考にして頂ければと思います。



PLAを配信するために準備するもの

商品リスト広告を行うにはざっくり上記の手順に沿って行えばいいのですが、それとは別に2つの準備物が必要です。

  • 商品データのリストの用意
  • 商品データを配信する仕組み(=データフィード)の構築

1つ目は、Googleマーチャントセンターに送る商品データの用意です。自社で取り扱っている商品のタイトルや価格、画像、カテゴリーなどのリストデータです。自社のマスタデータベースからCSV等の形式で抽出して用意されることが多いようです。

2つ目は、上記の商品データをPLA用の形式に変換して配信する仕組みの用意です。こうした仕組みを「データフィード」と呼びます。

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自社開発でデータフィードを用意することも可能ではあるのですが、データフィードは一般的には専用のサービスを利用して用意されることが多いです。理由としては、主に下記の2点があげられます。

  • 広告効果向上のための改善(商品データに列追加など)を素早く繰り返し実施するため
  • 広告媒体側の仕様変更に素早く対応するため

PLAの成否を握るデータフィード設計

リスティング広告の改善を行う際キーワードの調整を細かく行うように、商品リスト広告では効果を高めるためにデータフィード自体の改善を継続的に実施する必要があります。

というのも、商品リスト広告では、広告が掲載される検索クエリは、データフィードの情報を基にして関連付けられるからです。

例えば、アパレル系のECであれば、商品カテゴリや、性別、年齢層、色、サイズなどをデータフィードで指定する事で、より検索クエリとのマッチング精度が上がり、効果が上がったりします。

さらには、商品画像にどういった情報を載せるかも含めてデータフィードの設計をすると効果的です。わかりやすい例を見てみましょう。

下記の例は「ノートパソコン」と検索したときの、Google AdWords商品リスト広告の表示です。

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このように、ノートパソコンの見た目がほぼ変わらない場合、赤枠で囲った画像のように「値段」、「即日発送」、「NEC」などと追加情報が入っていると非常にわかりやすいですし、他の画像と比べて際立っているのがわかります。

実はこういった画像のカスタマイズも合わせてデータフィードを設計することが重要だと言われています。まさにデータフィードの設計が、PLAの効果のカギを握っているのです!

★参考:特別寄稿:データフィード広告の時代の幕開け、検索連動型広告のキーワードレス化とその未来

商品リスト広告まとめ
~データフィード最適化ツール「dfplus.io」~

いかがでしたでしょうか?
データフィードの設計部分で少しとっつきにくい印象を受けたかもしれませんが、なんといってもGoogleがますます力を入れてきている広告の1つです!
データフィードの設計によっては、効果が何倍にもなるPLAの潜在能力の高さを感じて頂ければ幸いです。

さて、ここからは少し宣伝になるのですが、弊社では、PLA配信時に肝となるデータフィードを簡単に作成・運用するツール「10分でつくるデータフィード dfplus.io」を提供しております。単なる商品リスト広告用フォーマットへの変換だけではなく、かんたんなUIで広告文を変更したり、不要な商品を除外するなど、広告効果を高めるデータフィード最適化が可能です。

dfplus.ioを利用することで、これまでエンジニアや専門業者に委託せざるを得なかったデータフィード運用を、広告運用者自身が実施できるようになり、ノウハウの蓄積や、ひいてはPDCAの高速化につなげていくことができます。

3週間の無料トライアルが可能になっておりますので、PLAやデータフィード広告にご興味をお持ちでしたら、ぜひお気軽にお申込みくださいませ。

dfplus.ioサービスサイト

この記事を書いた人

author by 高山 光

高山 光

カープファン歴17年の、カープ女子ならぬカープ男子です。 今後要注目だと思ったトレンドを、事例などを交えて、わかりやすくお届けしていきたいと思います。

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