Facebook リード獲得広告に新機能登場、カルーセル形式など訴求効果の高い広告配信が可能に

Facebook リード獲得広告に新機能登場、カルーセル形式など訴求効果の高い広告配信が可能に

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2015年10月に正式リリースされたFacebookのリード獲得広告。資料請求やお問い合わせ、メールマガジンの購読等を促し、商品に関心のある見込み客のリード獲得を目的としたFacebook広告の手法ですが、2016年1月20日に新しい機能をリリースしたとFacebookから発表がありました。

複数の広告クリエイティブやポップアップを活用して、より訴求効果の高い広告が配信可能になったため、今まで以上にリード獲得のパフォーマンス向上が期待できるようです。

今回は、Facebookのリード獲得広告の概要をおさらいしつつ、新たに発表された新機能についてご紹介したいと思います。

そもそも、リード獲得広告とはどんなもの?

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画像引用:Lead Ads – Marketing API

リード獲得広告とはその名のとおり、リード(見込み客の情報)の獲得を目的としたFacebook広告の手法です。

もう少し具体的に言うと、自社商品・サービスへの資料請求やお問い合わせ、商品に関連するメールマガジンの購読やイベント参加登録、プロモーションキャンペーンへの申込み等のアクションを促す広告を配信し、Facebook上のエントリーフォームを通して自社の商品やサービスに関心がある見込み客のリードを獲得することができます。

リード獲得広告の特徴は、Facebookのプラットフォーム上で申込みや登録が完了でき、なおかつフォームにはFacebookのユーザー情報(名前やメールアドレス)が自動入力されるため、面倒なフォーム入力や登録フローを挟まず、簡単かつスムーズに申込みや登録が完了できるという点です。

2015年10月に正式リリースが発表された時点では、使用できる広告クリエイティブは1種類のみで、モバイル端末上での配信のみに対応しておりデスクトップ上には配信できませんでした。

参考:Facebookのリード獲得広告 | Facebook for Business

リード獲得広告、3つの新機能

今回発表されたリード獲得広告の新機能は主に3つ。「Context card」と「カルーセル形式の広告フォーマット」、「デスクトップへの配信対応」です。
日本時間の2016年1月23日時点では、下記ニュースリリースに投稿されたFacebookからのコメントによると、これらの新機能は今後数週間のうちにすべての広告主が利用可能になるようです。

参考:New Features Make Lead Ads Even More Effective | Facebook for Business

1. フォーム登録のメリットを説明できる「Context card」

「Context Card」とは、リード獲得広告をクリックしたあと、フォーム入力画面に遷移する直前に表示されるポップアップ画面で、フォーム登録後にどんなサービスが提供されるのかを詳しく説明することができる機能です。イメージとしては下記の画像のとおり。

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画像引用:New Features Make Lead Ads Even More Effective | Facebook for Business

上の画像で紹介されているのは、ニュースを要約してメール配信するサービス「The Skimm」の事例です。The Skimmは、メールマガジン購読を促す目的のリード獲得広告を配信し、その中でContext card機能を活用しています。ユーザーがこの広告をクリックすると、登録後に配信されるメールマガジンの概要を説明するContext cardが表示されます。ユーザーはこの説明を確認してから購読の登録に進む流れになっています。

事前にメールマガジン購読のメリットを理解した上で登録の手続きに進むので、よりアクティブなリードの獲得につながると考えられます。The Skimmでは、実際にContext cardを利用したことで、獲得したリードの質が22%向上したそうです。

2. 複数の画像で訴求できる、「カルーセル形式」の配信

従来は1種類のクリエイティブでしか訴求ができなかったリード獲得広告ですが、今回のリリースにより3~5枚のクリエイティブを使ったカルーセル形式の広告配信が可能になりました。限られた領域の中でも複数のクリエイティブを使ってよりリッチな情報を提示できるので、複数の商品イメージやコンテンツを使って、様々な角度から申込みや登録のメリットを訴求できそうです。

参考:カルーセル広告(facebook)の広告効果がすごい!

3. モバイルだけでなくデスクトップ上でも配信可能に

2015年10月のリリース当初、リード獲得広告はモバイル端末上での配信にのみ対応していましたが、今回の新機能リリースによりデスクトップ上での配信ができるようになりました。
Facebookの強みである、ユーザーのIDを軸としたクロスデバイスの広告配信がリード獲得広告でも実現可能になり、デスクトップとモバイルどちらのデバイスからでも最適なアプローチが可能になります。

リード獲得広告の新機能、注目すべきポイント

リード獲得広告は、ユーザーが画面遷移をせずにFacebook上で手軽にフォーム入力を完了できますが、一方で限られた広告の情報だけではフォーム入力のメリットや、フォーム入力後にどんなサービスが提供されるのかが多少わかりにくいという側面もありました。

しかし今回リリースされた新機能、Context cardカルーセル形式の広告フォーマットを活用すれば、フォーム入力のメリットをユーザーにわかりやすく伝えることができます。フォーム入力に対するユーザーの不安感や抵抗感も払拭でき、ユーザーの体験と同時にコンバージョン率の向上が実現できると考えられます。

また、リード獲得広告はBtoCだけでなくBtoB企業にとっても利用メリットが大きい広告手法となります。BtoB企業がターゲットとする見込み客は企業の担当者です。つまり、見込み客のリードを獲得するタイミングは、業務時間中のデスクトップPCからである可能性が高いことを考えると、デスクトップ上でもリード獲得広告を配信すればリーチを広げることができそうです。

 

以上、Facebookリード獲得広告の新機能のご紹介でした。
広告主にとってのメリットはもちろん、広告に接触するユーザーの体験向上も反映した今回の新機能。さすがFacebookだな、なんて思ったりしました。今後の機能アップデートにも期待です。

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

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