「モバイル時代のマーケティングを考える」DF PLUS事業責任者・川田智明インタビュー

「モバイル時代のマーケティングを考える」DF PLUS事業責任者・川田智明インタビュー

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新卒で入社して半年後に新規事業立ち上げを任され、GoogleやFacebookといった有名企業と連携することで会社の主力事業となるまで成長させたDF PLUS事業責任者の川田智明。彼が事業立ち上げの時に見ていたインターネット業界の流れとは?そしてこれからのデジタルマーケティングの行く末とは?心に秘める熱い想いを聞いてきました!

モバイル時代のマーケティングの流れを、プラットフォーマーの動きを通じて考えていました。

➖まず始めに、経歴を教えてください。
2012年に新卒でフィードフォースに入社し、半年ほど営業を経験した後、新規事業の立ち上げを任されました。そこでDF PLUSというデータフィード最適化のサービスを立ち上げ、現在も事業責任者として携わっています。

※DF PLUSのサービスページはこちら

※データフィードの技術に関する詳しい説明は以下の記事をご参照ください。
モバイル時代のマーケティングに欠かせない「データフィード」とは?

➖なぜ、新規事業としてデータフィードという領域を選んだのですか?
当時、商品データを使ったマーケティングがサイト内でのレコメンドからサイト外での広告へとシフトしていました。また、リターゲティング広告に強いCriteoがちょうど日本に上陸して話題となっており、商品データを利用したマーケティングが盛り上がることが予想されていました。もう少し詳しく調べてみると、Googleの商品リスト広告がアメリカでは展開されており、出稿金額も右肩上がりで伸びている状況でした。モバイルの小さい画面ではテキストではなく画像を使った広告が必要になると思っていたので、画像で訴求する商品リスト広告は明らかにモバイル端末向けだと感じたのです。これは日本でも流行するだろうと考え、データフィード事業を始めました。モバイル時代のマーケティングのあり方を、CriteoやGoogleといったプラットフォーマーの動きを通じて考えていましたね。

➖事業を成長させていく上で、どのような工夫をしていたのですか?
立ち上げの初期段階においてはもちろんメンバーは自分しかいなかったので(笑)、結果を出し、リソースを獲得することを考えていました。まずは広告代理店さんにDF PLUSを売っていただくことで、代理店さん自身の売り上げも上がるような仕組みを作り、DF PLUSを売っていただけるようにアプローチしました。限られたリソースの中で、関係者を巻き込みながら売り上げを立てていく、ということに注力していましたね。

いろいろな企業を巻き込み、一つの生態系を作っていく意識を持っています。

➖川田さんは、インターネットにどのような魅力を感じていらっしゃいますか?
インターネットを使えば、個人が活躍できるということです。例えばレディー・ガガやジャスティン・ビーバーはYouTubeで最初に注目を浴び、有名になりました。また、私自身も利用していたのですが、オークションサイトなどを使うことで、個人が自分の力で稼ぐことができます。このようにして、インターネットを使えば個人が活躍でき、社会全体のボトムアップに繋がっていきます。しかし、個人としてやっている間は、拡大できる規模に限界があります。そこで私はインターネットで「仕組み」や「ビジネスモデル」を生み出す思考が強い企業に興味を持ち、フィードフォースに入社しました。

➖なぜ、デジタルマーケティングという領域を選ばれたのでしょうか?
私は大学では経営学科だったのですが、ゼミで某大企業の経営陣に対して「なぜ貴社は衰退しているのか?」というテーマでプレゼンをしたり、その企業と新興企業のマーケティング戦略の比較研究をしたりしていました。今、考えるとあり得ないですね。(笑)そこでインターネット誕生の前後で企業の戦略、特にマーケティングが大きく変わるのだということに気づき、時代の変化に適応しながらマーケティングをすることが大切だと思い、この業界の企業に就職しました。

➖川田さんはご自身のブログでインターネットの根幹として「分権型・オープン・コネクト・コラボレーション」があり、そこに立ち返ることが大切だとおっしゃっています。この概念についての川田さんの考えを詳しく教えてください。
インターネットの特徴は、オープンソースの上にあらゆる新しいプロダクトが作られ、それがAPIなどの技術によって繋がることでさらに価値を高めていくことにあると考えています。
特に「コネクト」というのは、フィードフォースのスローガンである「情報に新しい架け橋を」の根底にある考え方にもなっていますし、会社としても今までやってきたことだと思っています。
フィードフォースの事業に、自社だけで完結する事業は一つもありません。いろいろな企業を巻き込み、一つの生態系のようなものを作っていく意識で事業を行っています。
そこには、生活者と企業をつなぐ意味での「コネクト」だけではなく、事業者間を繋ぐハブとしての「コネクト」という役割があると思っています。

モバイル時代のユーザーは意思決定がどんどん早くなっていて、マーケティングを適切な人・場所・タイミングで行うことが求められると思います。

➖デジタルマーケティングの今後としてどういう未来を想像されていらっしゃいますか?
これからはオンラインとオフラインの垣根はどんどんなくなっていき、既存の産業をインターネットがカバーしていくと思います。
オンラインとオフラインが融合したオムニチャネルの領域が鍵となるでしょう。これからの時代、デジタルマーケティングはリアルタイム化すると思っています。モバイルのユーザーは、商品の購入一つをとっても、意思決定までの時間がどんどん短くなっていて、GPSなどの情報情報も取得できるようになっている現在、よりリアルタイムに顧客にアプローチしていくことの重要性は高まってきます。現在、データフィード事業で、オンライン上のデータを取り扱っているフィードフォースとしても、今後はオフラインのデータも取り扱いたいと思っています。それによって、ものが売れる流れをより可視化し、一個人単位で求める情報を提供する仕組みをつくっていくことを、社会的使命として行っていかなければならないのかな、とも感じています。

いかがでしたでしょうか?
DF PLUS事業責任者、川田智明の哲学や、フィードフォースが新規事業を生み出す際に立ち返る思想を感じていただけたと思います。
全力ブログでは、取締役でセールスマネージャーの喜多宏介や、DF PLUSマーケティング責任者、谷垣進也のインタビューも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください!
 
 

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author by 井形 岳史

井形 岳史

テニスのやりすぎで顔は真っ黒。夜は闇と同化します。だからブログだけは「明白に」伝えれるよう心掛けていきます!

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