【喜多宏介の仕事哲学】 後編「ギャップを武器にせよ」(株式会社フィードフォース 取締役)

【喜多宏介の仕事哲学】 後編「ギャップを武器にせよ」(株式会社フィードフォース 取締役)

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新卒で某大手SIerにてSEを経験し、その後、某大手証券会社に入社。苦難の営業活動を経て、株式会社フィードフォースへ。
今回のインタビューでは、営業としての顔、取締役としての顔、様々な角度から彼の哲学に迫ります。
前回のインタビューでは、「成長し続ける秘訣とは?」、「仕事をする上で一貫して意識されていることは?」、「相手の懐に入る工夫は?」、「あなたにとって営業とは?」といった内容の質問をさせて頂きました!
今回はその後編です!さっそくスタートです!

 
 
「お客様の目標やご担当者様の置かれている立場まで考えること」


-仕事をする上で「相手目線になる」という言葉はよく耳にしますが、具体的にどのようにすれば相手目線になれるのでしょうか。

表面的な課題をお聞きするだけでなく、「お客様の目標やご担当者様の置かれている立場まで考えること」です。

お聞きしたお客様の課題に対して、「そもそも何故そのような課題を抱えているのか」「どうなればお客様に評価していただけるのか」、このような問いに詰まって答えられないようでは相手目線になれているとは言えません。

例えば、お客様(ご担当者様)が「月にWEB広告経由で100件のコンバージョン獲得」という目標をお持ちだと仮定します。このような場合に、当たり前のことですがこの目標設定をされた背景や目標を達成できなければお客様ご自身の評価が下がってしまう、ということを想像します。「お客様もおそらく上長や会社から指示を受け、目標値をお持ちで、その目標を期日までに達成しなければいけない状況なのだろう。」という背景まで考えます。その上で、「弊社であれば特定の分野ではお力添えできることがございますので、その結果、目標達成に近づきます。」ということをお伝えすることができればお互いに同じ目線でお話することができるようになります。そこまで考えれば、自然にお客様の課題に対してお聞きしたいことが次々と出てくるはずです。それが、相手目線になれている状態だと思います。

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しかし、お客様への質問を遠慮してしまう方が意外に多くいるように感じます。お客様の立場からすると遠慮されても困ってしまいます。つまり、遠慮しても意味がありません。そのため、遠慮をして質問しないことの方がお客様に対して失礼だと考えています。ただし、いきなり新規で営業として訪問し、「貴社の課題は何ですか?」とお聞きしても教えていただけるわけではありませんので、そこはテクニックが必要です。
 
 

今与えられている仕事に対して120%の成果を挙げられる人間こそ、自分がやりたい分野の仕事に携わった時にそれ以上の成果を出すことができるのだ


-営業としても取締役としても活躍されている喜多さんにも失敗経験などあるのでしょうか。
新卒で初めて就職した会社はSIerにSEとして入社しました。
当時の私は仕事にやりがいを見出すことができず、毎日いち早く家に帰ることだけを考えて仕事を行っていたのです。今の環境では「自分がやりたいことに携われない」と当時の上長に文句を言うばかりで、当時の上長からは「まだ学生気分が抜けていない。社会人としてなっていない。」と叱られました。
しかし、自分に与えられた仕事を120%の力でこなせない人間に他の仕事を頼む訳がありません。もちろん、本人がやらせて欲しいとどんなに懇願しても同じです。
今与えられている仕事に対して120%の成果を挙げられる人間こそ、自分がやりたい分野の仕事に携わった時にそれ以上の成果を出すことができるのだと考えています。
当時の私はまだ若かったこともあり、そのことに全く気づけませんでした。ただ、叱ってくれた当時の上長だけはずっと私のことを気にかけてくださっており、会社を辞める直前に「昔、新卒の頃にやりたいと言っていた仕事に携われるポジションがあって…。」と話してくれました。
叱られた時は私も感情的になってしまい気付けなかったのですが、自分を叱ってくれる人こそがきちんと自分のことを気にかけてくれている人なのだと後になって気付きました。そのことに気付くのに長い年月がかかってしまったことは私の人生の中でも大きな失敗と言えます。
そのため、今自分の部下となるメンバーにも「わざわざ叱るということはそういうことなんだよ。」と、早くから伝えています。

 
 
自分が経験したことをいかに早く部下に伝え、彼らに、いかに早く学んで、実践して、吸収してもらうことが重要


-取締役として、部下と接する上で大切にしていることはありますか。

二つあります。
一つ目は、あだ名をつけることです。
あだ名をつけた方が親しみが生まれ、話しやすいからです。「〜君」のような呼び方はしたくありません。そのような呼び方だと、チームというよりも、”上司と部下”としての関係が強くなってしまうので、あまり好きではありません。
二つ目は、積極的にコミュニケーションを取ることです。
最近は、マネージャー飲み、若手飲み、新卒飲みなど、社員とお酒を飲む回数を増やしました。
これは決してお酒をたくさん飲む場ではなく、楽しくお酒を飲みながらお互いの意見や想いを共有する場にしています。「今こういうこと考えていて、会社をこの方向で成長させていきたい。」や、「先輩や上司に対しても思っていることがあれば遠慮せず意見して欲しい。」といったように、世代を超えて活発に話し合っています。なぜなら、自分が経験したことをいかに早く部下に伝え、彼らに、いかに早く学んで、実践して、吸収してもらうことが重要だと考えているからです。それは、そのメンバーにとってもプラスですし、会社としてもプラスに繋がると思います。

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-今後のキャリアビジョンを教えて下さい。
将来はより多くの方をサポートできる人になりたいと考えています。
現在、「データフィードやソーシャルログインならフィードフォース。」と、世の中に認知いただき、周囲の方からもとても評価していただけるようになってきました。その中で、最近お客様やパートナー会社様から、「今、このような新規事業を考えていて…。」「今、このサービスの拡販に苦戦していて…。」などと、ご相談をいただく機会が増えてきました。大変有難く、ご相談をいただいた方に対して現段階で私ができることは、①今まで経験したことをお話すること、②その経験を基にアドバイスすること、③ご相談いただいた方のお力になれる人をご紹介すること、の3つです。
これからはさらに自社で挑戦し経験したことを、よりスピーディにご相談いただいた方々に還元していければと思っています。

また、直近の目標は、海外の売り上げを立てることです。

現在、日本の人口は減少傾向にあります。これは国にとっても、初めての経験です。初めての経験というのは、何か起こるタイミングで、かつそれがマイナスのベクトルに振れると考えています。
このように考えたときに、日本でしかビジネスができないという状態ではリスクがある。そのため、早めに海外への可能性を少しでも見つけ、参入できる状態にしておかなければいけないと感じています。まずは海外の売り上げを立てることを目標として掲げました。
昨年はシンガポールで開催された某プラットフォームのイベントにご招待いただいたので参加してきたのですが、実際に現地にいくとその国の勢いを肌で感じることができ、とても刺激になりました。
※現地でのアポイントにご協力いただいた方々、ありがとうございました。

-社会人として成し遂げたい喜多さんの目標は何でしょうか。

もっと多くの方に知っていただくことです。
現在の自分の知名度をより、様々な業界に広げていきたいと考えています。それは、自分の発言に対して責任を持ちたいと考えているためです。知名度が上がれば上がるほど、軽率な発言はできません。自分に対して責任、またはプレッシャーを与えることが成長に繋がるのだと考えているので、より多くの方に知っていただきたいと考えています。
そして、より多くの方のお力になりたいと考えております。

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番外編!一問一答!

Q.「喜多さんの、普段持ち歩いている愛用品は何ですか」
①靴ベラ
靴ベラを使って靴を履く姿のほうが美しいと思うからです。そのため、簡易用の、小さいながらも質の良い靴べらを愛用しています。
②会社のステッカー
いつでもどこでも配れるからです。
③同じブランドの名刺入れとカードケース
名刺入れを忘れてしまった時のためにカードケースで代用できるからです。
④ミルキーの当たり(四葉のクローバー)の包み紙
こんなことを言うのは恥ずかしいのですがかなりの枚数を持っています。幸運を信じるタイプです。

Q.「無人島に何か一つ持って行くとしたら何を持っていきますか」 
衛星携帯。
絶対に生き抜いてやろうという意識があるのだと思います。

Q.「”これだけは絶対に譲れない”という点は」
「何事にも妥協しないこと」、「全力でやりきること」です。仕事の側面での意味が強いです。

Q.「”喜多さん”という人間を一言で表すと」
黒い人。

前編、後編と2本立てでお届けしました【喜多宏介の仕事哲学】、いかかでしたでしょうか?働く皆様にとって何かの気づきになれば幸いです。
『フィードフォース全力ブログ』では、今後も様々な社員のインタビュー記事をお届けしていきますので、お見逃しなく!!!
以上、井上でした!
 
 

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この記事を書いた人

author by 井上真衣

井上真衣

アイドルとマーケティングが大好きで、中身はおじさんと言われます。 この業界に出会った時のワクワク感を忘れずに、日々勉強したことを記事にしていきます!

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