ソーシャルメディアだけに依存しない、今オウンドメディアを強化する理由とは

ソーシャルメディアだけに依存しない、今オウンドメディアを強化する理由とは

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マーケティングコミュニケーションの基本とも言われるトリプルメディア。
今回はその中でも、自社で所有して情報発信する「オウンドメディア=自社サイト」の企業活用と今なぜオウンドメディアなのか事例をふまえてご紹介します。

◆トリプルメディアとは

マス広告に代表される対価を払って情報発信する「ペイド(Paid)メディア」、企業サイトやキャンペーンサイトのように自社で所有して情報発信する「オウンド(Owned)メディア」、ソーシャルメディアなどでの消費者の自発的な発言や推奨を中心とした「アーンド(Earned)メディア」の三つを指しています。日本語で言い換えれば、「買うメディア」「所有するメディア」「(信頼や評判を)得るメディア」ということですが、これからの企業は、この三つのメディアを有機的に連携させて、企業活動全体をデザインすることが大事だという考え方です。
「トリプルメディア」とマス広告の役割より抜粋

◆なぜ、オウンドメディアに力を入れる企業が増えているのか?
一番お金をかけて集客をしている場所はオウンドメディアであり、自社サイトに来てくれる顧客は最も自社に興味を持っている層だと言えます。

次に外部サイトに依存することのリスクについてです。
ソーシャルメディアを事例として挙げると、企業アカウントを運用することはもちろん効果的な施策ですがその裏にはリスクもあります。
そのリスクとは、外部環境の変化に大きく影響を受ける点にあります。
もし何かfacebookやtwitter側で大きな問題が起これば突如閉鎖ということも考えられます。

その場合、今まで積み上げてきたソーシャル上での資産が一気に崩れてしまう可能性もあります。
上記に挙げたリスクがないオウンドメディアで顧客との関係を深めていく施策を行うことは時間は掛かるかもしれませんが、取り組むべきであると言えるのではないでしょうか。


(via 巨大メディアサイト「コカ・コーラパーク」が全面リニューアル

◆コカ・コーラ、サントリー、ヤマダ電機、オウンドメディアの強化が進む
オウンドメディアに早くから注目をして地道にファンとの関係性を構築している企業の取り組みをご紹介します。

コカ・コーラが運営するコカ・コーラパークはファン参加型のコミュニティサイトを展開してエコシステムマーケティングを実践しています。
最近だとUSTREAMを使ったコカ・コーラパークTVではオリエンタルラジオや矢口真理さんなどの芸能人をキャスティングして、会員発の企画に彼らが応えるような番組を作っています。

サントリーも会員サイトのサントリータウンがスマートフォン対応、ヤマダ電機もAmazonに対抗するヤマダモール構想を発表しています。
ペイドメディアを使った広告施策だけではユーザーとの継続的な関係構築に限界が見えてきた今、トリプルメディアの中であまり語られることがなかったオウンドメディアへの注目が集まっていると言えるのではないでしょうか?

大手企業を中心に進むオウンドメディアの強化がその他の規模の企業にどのような形で影響を及ぼすのか引き続き追っていきます。

この記事を書いた人

author by 川田 智明

川田 智明

ITがマイナーなものをメジャーにするところが好き。ファッションをおかずにご飯3杯イケる。関心はファッション×IT分野・アドテク周りも。

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