ブログ・ソーシャルメディアの運営プランを見直すチェックポイント

ブログ・ソーシャルメディアの運営プランを見直すチェックポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

以前、イギリスでSEOソリューションを提供するSEOgadgetブログを参考に、「どんな人に向けてどんなコンテンツを作るべき?自社のターゲットを定めるための8つの方法」という記事で、自社サイトやブログ、Facebookページなど各Webサイトのターゲットとなるユーザーを知るためのヒントを紹介しました。

コンテンツを届ける相手のことをよく理解し、その人たちの関心にぴったり来るトピックを選んだら、次に大切になってくるのは、「コンテンツプラン」を作ることだとKristi氏は提言しています。コンテンツを的確に届け、ビジネスにとって価値のあるものにしていくための「コンテンツプラン」が無いと、せっかく熱意を持って作ったコンテンツはすぐに水の泡となり消えてしまうかもしれません。

今回は、主にブログとソーシャルメディアのコンテンツについて、どのようなポイントを確認の上、コンテンツプランを立てていけばいいのか、SEOgadgetのKristi氏のブログ記事より、参考になった点を整理しつつご紹介できればと思います。


■ブログコンテンツ
企業でブログを運営するとき、ライターとして記事を作るのは自分自身はもちろん、他の社員やゲストブロガー、フリーランスのライターなど様々考えられます。まず、そうしたライターメンバーが最適なチーム構成となっていることが、そのブログが、業界に関する良い情報が得られて名の知れたものになるために大切になりそうです。

ブログを編集していくためのプランを作るのは、何だか難しそうですが、Kristi氏によると、次のいくつかの質問に答えていくことが、ブログプランを構成していくベースとなっていくとのことです。

●ブログのゴールは何なのか?
具体的には考えられるゴールは・・・

  • ブログをその業界における専門的な情報のハブにする
  • ブログの各投稿をきっかけに、製品やサービスのコンバージョンを駆り立てる
  • キーワードに最適化したコンテンツを作り、検索経由での自社サイトのトラフィックを増やす

ブログが目指すゴールを明らかにすることで、コンテンツとしてふさわしいトピックや、誰が記事を書くべきで、どのくらいのボリュームが必要なのかなど、ブログを運営する上で重要なポイントが見えやすくなりそうですね。

 

●ブログのマネージャー/編集者は誰か?
ブログへの投稿がきちんと編集され、時間通りに公開し、適切なタイミングでコメントに返信ができているかなど、ブログの運営が順調に行われているかを日々チェックしていく役割の人がきちんといることは大切です。

 

●誰がライターになるのか?
社員がライターになる場合、フリーランスやゲストブロガーなど社外の人がライターになる場合いずれにせよ、事前にブログのゴールや、ブログ投稿をする時間などを、ブログを書くメンバー全員で話し合いきちんと共有しておく必要があります。
特に、社員たちは常に収益を生むためのプロジェクトを抱えている場合は、それぞれが持つ仕事との兼ね合いもあると思うので、ライター全員がブログの運営状況などを常時的確にチェックしたり共有でき、柔軟に対応できるような環境を用意していくことが大切だと考えられます。

 

●どんな編集ガイドラインを適用するか?
ブログの編集ガイドラインでは、それぞれの投稿のゴール設定や、一般的な記事の長さ、文体、フォーマットのルールなどを設定します。これは、すべてのライターたちが同じ意識を持って、継続的に記事を書き続けることの手助けになります。

 

●どのくらいの頻度でコンテンツを更新していくか?
ブログ更新の頻度は、主に二つの要因によって変わっていくと考えられます。

  • 同業他社はどのくらいの更新頻度なのか?(これを見ることで、想定する読者がどれくらいの更新頻度を期待するかが見えてきます。)
  • ライターチームはどのくらいの頻度で新しいコンテンツをつくることが可能か?

ここでまず避けたいことは、「量のために質を犠牲にすること」とKristi氏は言います。ぐだぐだな記事を週に5回投稿するくらいならば、すばらしい記事を週に1回でも投稿する方が断然良いとのことです。
また、一度投稿スケジュールを決めたら、事前にライター立ちと共有し、いつでもそのスケジュールに簡単にアクセスできるようにしておくことも重要です。

 

●どうやってコンテンツをプロモーションしていくか?
自分のコンテンツは、何かしらの方法でシェアしなければ、人々の目に触れることはありません。まずは自分のソーシャルネットワークでシェアすることはもちろん、社員に知らせて、各自のソーシャルネットワークでシェアしてもらったり、メーリングリストで流したり、ソーシャルブックマークサービスに投稿してもらったりなど、特定のブログ投稿についても、プロモーション戦略を打っていくようにしなければなりません。

そういう意味では、ブログライター以外でも、社内全体にブログの更新情報を共有したり、そもそも自社のブログは、自社のビジネスのどんな部分において、どんなことを目指していて、どんな記事を書いているのか、きちんと知ってもらい、会社全体で協力し合えるような環境を作ることも大切なのかな、と思います。

 

●ブログコンテンツの成功をどう測定するか?
ブログのコンテンツプランが、設定したゴールにコミットしているかを常に確認するため、Googleアナリティクスなどのツールを使って、定期的にチェックする計画を立てることはやはり大切です。

一度たてたプランのもと運営してみて、果たしてブログはきちんと成果を出すことができていたか?やりっぱなしにならないように常に動向をチェックして、不足点があればプラン自体を見直し改善していかなければ、と思います。

 

■ソーシャルメディアコンテンツ
ソーシャルメディアで配信するコンテンツもまた注目しておきたいところです。ソーシャルメディアアカウントへの投稿は短い一方で、全体的なブランドとユーザーとの親密さを促す活力となります。ソーシャルメディアのコンテンツプランをまとめる時、次の項目を確認する必要があります。

●ソーシャルメディアの担当者は誰にするか?
ソーシャルアカウントを運営する立場の人は、どんな人になるのでしょうか?

  • 企業の経営者として
  • あるひとりの社員もしくはチームとして
  • ソーシャルメディアコンサルタント

誰が担当する場合でも、その担当者が自社の新しいセールスプロモーションや製品、ブログのコンテンツなど可能な限りそれぞれの進捗状況を理解している必要があります。その上で、ソーシャルアカウントで何について話題にしていくか(もしくは話題にしないか)を取捨選択することにつながります。
また、担当者がソーシャルネットワーク上での質問に対して、直接回答をしていく方法についても確認をしておく必要があります。

 

●ソーシャルメディアポリシーは?
ブログに編集ガイドラインが必要なのと同様に、ソーシャルメディアにも運営上のガイドラインが必要です。確認しておく項目としては以下のものが考えられます。

  • どんなトピックを話題にするべき、もしくはしないべきなのか。
  • 競合他社とつながるべきなのか。
  • どのようにしてソーシャルメディア上の批判を管理していくか。

 

●更新頻度はどのくらいにするか?
業界や規模、活用するソーシャルネットワークによって、投稿の頻度は変わっていきます。いくつかの企業ではTwitterに1日に複数回投稿したり、Facebookでは1日に1回のみだったり。それぞれのフォロワーや製品・サービスに合わせて最適な更新頻度を検証していかなければ、と思います。

 

●どうやって投稿を更新していくか?
投稿方法として考えられるものはいくつかあります。

  • 営業日ごとに定期的に誰かに更新してもらう。
  • 投稿計画を1週間か1ヶ月ごとに作り、事前にHootSuiteなどソーシャルメディア管理ツールなどで設定しておく。

どちらにしても、mentionやウォールへの投稿を常にチェックし、適切な時間に返事をすることも忘れないでおきたいところです。

 

●どのくらいの頻度で、またどんな状況のもとソーシャル広告を活用するか?
FacebookやTwitter、LinkedInなどは投稿を宣伝する広告機能があります。自社の投稿が人々の目に触れる機会を増やすために、どんなプロモーション広告が良いのか確認をしていきます。

 

■プレスリリース、ビデオ、その他
ブログやソーシャルメディアの他にも、プレスリリースやpodcast、ホワイトペーパーやケーススタディーなど、様々なコンテンツも同様に、コンテンツプランのもと運用・管理していくことが、コンテンツをきちんと必要とする人のもとに届ける上で大切です。

Kristi氏は、Googleなど検索サイトで”content plan”、ファイルのタイプをpdfとして検索することを勧めています。すると、実際の企業が使っている運営ポリシーやガイドラインなんかを見つけることができるみたいです。それを自社のコンテンツプランの参考にするのも良いかもしれません。

◆参考
Content Generation: Creating a Content Plan for Your Business|SEOgadget blog

◆フィードフォース・ソーシャルチームのアカウントたち
FFソーシャルチームTwitterアカウント  FFソーシャルチームのFacebookページ  RSS登録はこちら  株式会社フィードフォース公式サイト

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

自分が知りたいなーと思ったことを全力で記事にしています。はてブとSumallyが情報収集のお供です。よろしくお願いします。

投稿記事一覧