Facebook、Twitter・・・どのソーシャルアカウントでログインする?2012年のソーシャルログインの傾向

Facebook、Twitter・・・どのソーシャルアカウントでログインする?2012年のソーシャルログインの傾向

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アプリやWebサービスの他、人材やEC、メディアなどの会員サイトでも、FacebookやTwitterなどのソーシャルアカウントでログインできるものが目立つようになってきました。いわゆる「ソーシャルログイン」のわかりやすいメリットとしては、わずらわしい会員登録手続きの手間が省けたり、その都度IDやパスワードを入力しなくても「Facebookでログイン」などのボタンひとつでログインできてしまうところです。そのため新規会員登録の際や、ID・パスワードを忘れてしまった際のサイトからの離脱率を防ぐことにもつながります。

ソーシャルログインをWebサービスや自社サイトに実装するとなった時に参考にしたいのが、ソーシャルログインの活用トレンドです。海外のソーシャルログインプラットフォーム「Janrain」が2012年7月に、自社顧客の約36万5千ものWebサイトを対象にした調査結果がeMarketingのレポートにまとめられていました。今回はこちらを参考に、ソーシャルログインに使われるソーシャルアカウントのトレンドを見てみたいと思います。


■ソーシャルログインで使われるソーシャルアカウントのトレンド

via Social Logins Can Simplify Online Shopping | eMarketer

ソーシャルログインプラットフォームのJanrainが行った2012年7月の調査によると、ソーシャルログインに使われるソーシャルアカウントは、Facebookの占める割合が非常に大きく、2012年のQ2には48%にものぼっています。Facebookはこの2年間にゆっくりと着実に成長しており、しかし完全にGoogleをゆるがすまでには至らず、2011年のQ1から安定して約30%の割合をGoogleが占めています。

 

■小売店のサイトにおけるソーシャルログインのトレンド

via Social Logins Can Simplify Online Shopping | eMarketer

小売店について見てみると、2012年のQ2では48%がFacebookでログインしており、32%がGoogleでした。オンライン上の買い物客の間では、Googleが強力な評価を得ていることが伺えます。Yahoo!は徐々に減少傾向にあり、2010年のQ1には27%でしたが、2012年のQ2には7%となっています。

小売店のサイトについては、Teitterの割合は3%とソーシャルログインに使われる頻度は低いことがうかがえます。これは、Twitterでログインをすると、本名ではなく「ニックネーム」が登録されてしまったり、メールアドレスを取得できなかったりするので、ショッピングのためのログインとしては情報が不足してしまうことが懸念としてあります。


ただ、商品情報をシェアする上ではTwitterもとても有益なものなので、FacebookアカウントとTwitterアカウント両方を紐づけられるログイン機能が有用かもしれません。
昨日当ブログで紹介したメガネのECサイト「Warby Parker」の、商品購入後のシェア機能も参考になるかと思います。

 

■各業界を比較したソーシャルログインのトレンド
Janrainのブログより「Social Login and Social Sharing Trends Across the Web for Q2 of 2012」の記事を見てみると、メディアサイト、エンターテイメントサイト、音楽サイトにおけるTwitterログインの割合は約10%の割合を保っています。

また、小売店のサイトでは48%だったFacebookログインも、メディアサイト、エンターテイメントサイト、音楽サイトにおいては50~60%と高くなっていることがわかります。「ショッピング」が主軸となる小売店のサイトよりも、気になる情報をシェアしたり、友達とゲームや音楽を共有するようなメディアサイト、エンターテイメントサイト、音楽サイトのほうが、Facebookアカウントでのログインが好まれる傾向がありそうです。

サイトの形態ごとに、相性が良かったり好まれるソーシャルアカウントが変わってくるので、Facebookだけでなく、それぞれのサイトに合ったアカウントを組み合わせて使えるように用意しておくことも大切だと考えられます。

 

■モバイルにおけるソーシャルログインのトレンド

via Social Login and Social Sharing Trends Across the Web for Q2 of 2012 | Janrain
モバイルデバイスにおいては、FacebookとGoogleがそれぞれ52%、27%と同様に大きな割合を占めています。また、モバイルにおいては、FacebookとGoogleを除くとTwitterが他プロバイダに比べて強い存在感を持っていることがわかります。モバイルサイトでの会員登録・ログインについては、Facebookやgoogleだけでなく、Twitterも対応アカウントの候補になってくるかもしれません。

 

今回ご紹介した「ソーシャルログイン」という機能は、ユーザーがサイトを利用するいちばん入口部分をソーシャル化するものです。このソーシャルログインをきっかけに、既存のサイトの各機能とソーシャルネットワークをスムーズに連携させることで、既存サイトのコンテンツをソーシャルネットワークに手軽に拡散できたり、逆にユーザーのソーシャルネットワークから既存サイトへの流入の導線づくりも可能になります。
ソーシャルログインは今後、単に会員登録・ログインするためだけのものにとどまらず、サイト全体のソーシャル化を実現するための基本機能となっていくのでは、と思っています。

 

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author by 深谷 直

深谷 直

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