Sling Digital調査データ:企業のTwitterアカウントのフォロワーは実際に企業のことを話題にしているのか?

Sling Digital調査データ:企業のTwitterアカウントのフォロワーは実際に企業のことを話題にしているのか?

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Twitterアカウントのフォロワーのうち、実際に自社ブランドのつぶやきに対して、リプライやリツイート等々、何かしらアクションや話題を起こしてくれているのフォロワーはどのくらいいるものなのでしょうか。

Twitter広告最適化サービスを提供するSling Digital社が、大手ブランド31社を対象に約1900万ツイートを解析した調査結果によると、ひとつのブランドのフォロワーのうち約9%がそのブランドを話題にしているとの結果が。

またFacebookと同様に、ひとつのアカウントあたりのフォロワー数が増えるにつれて、そのブランドを話題にするフォロワーの割合も減少する傾向があるようです。今回はSling Digital社の調査データをもとに、Twitterのフォロワー数と話題にされる割合の相関性にも着目してみたいと思います。

 

◆Sling Digital社の調査概要
Fortune 100とは、アメリカ合衆国の雑誌「Fortune」が毎年リストアップする大企業リストです。今回の調査はFortune 100のうち、Twitterの企業アカウントのフォロワー数が5万人以上の32ブランドをピックアップし、その中からAmazonを除いた31ブランドを対象に行われています。Amazonを除いた理由としては、Amazonに関するつぶやきは何かしらの製品をシェアしたものがほとんどであり、Amazonというブランドへの話題として測定するのは困難であると判断したためとしています。
参考:How Many of a Brand’s Twitter Followers Talk About the Brand? | The {SLING} blog

 

様々なブランドが多くのフォロワーを獲得している一方で、それ以上に重要なことはどのくらいのフォロワーが実際にブランドのアカウントに対してどのくらいエンゲージしているかどうかということです。

 

■アメリカ大手ブランドのフォロワーによるエンゲージメントの傾向
ひとつのブランドのフォロワーの何%がTwitterで話題にしてくれているのか?Fortune 100のブランドのうち31社を対象に調査をし、フォロワーに最も話題にされたトップ8の企業をまとめたものが下図になります。それぞれ一般消費者向けの企業で、様々な業界が上がっています。トップ2社は世界最大のスーパーマーケットチェーン「Walmart」と、衣料品や家具、雑貨等を幅広く取り扱うディスカウントストア「Target」で、どちらも小売業となっています。

via How Many of a Brand’s Twitter Followers Talk About the Brand? | The {SLING} blog

1900万ユーザーのツイートと、彼らがフォローしている31のブランドを対象に調査を行った結果、ひと月あたり平均でブランドのフォロワー数の8.8%がそのブランドのことをTwitter上で話題にしていることがわかりました。

 

■フォロワー数と話題にされる割合の相関性
フォロワーの数と、話題にされる割合は関係があるのでしょうか?フォロワーのうちどのくらいの割合が話題にしているか、31対象となったブランドを散布図にしたのが下図になります。

via How Many of a Brand’s Twitter Followers Talk About the Brand? | The {SLING} blog

ここには「収穫逓減の法則」のような傾向がここに見られます。

収穫逓減(しゅうかくていげん、英: Diminishing returns)は、経済学用語であり、収穫逓減の法則とも呼ばれる。固定および可変の入力(例えば工場規模と労働者数)のある生産システムで、可変入力がある点を過ぎると、入力の増加が出力の増加に結びつかなくなっていく。逆に製品をより多く生産するのにかかるコストは増大していく。

引用元:収穫逓減 – Wikipedia

つまり、フォロワーの数が少ないとエンゲージメントの割合も高くなってる一方、フォロワーの数が大きくなるにつれて、そのブランドを話題にするフォロワーの割合も少なくなっていく傾向があると考えられます。

ただ、この傾向はあくまでも全体を見たものであり、例外ももちろんあります。たとえば、ディズニーの公式Twitterアカウントに関しては、全体のフォロワー数は約145万人と非常に多いものの、話題にしているフォロワーの割合は19%で、全体平均の8.8%よりも高くなっています。このような傾向が見られるのは、100万人以上のフォロワー数を持つブランドの中では、ディズニーただひとつです。

今回の調査を見てみて、Twitterのフォロワー数が一定数いたとしても、そのうちの何人が自社ブランドのことを話題にしたり、気にかけているのか、ということは常に意識しておかなければと感じました。
またもうひとつ重要なヒントとしては、これらのブランドを話題にしている少数のユーザーだけをベースに意思決定しないことだと考えられます。むしろ、それ以外の多くのユーザー、つまりブランドをフォローしているけど話題にしていない層も視野に入れることで、新たに得られる情報もあるかもしれません。

◆参考:How Many of a Brand’s Twitter Followers Talk About the Brand? | The {SLING} blog

 

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author by 深谷 直

深谷 直

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