アフィリエイト業界の市場規模データ、ASP各社の特徴と違い/最新の動向調査

アフィリエイト業界の市場規模データ、ASP各社の特徴と違い/最新の動向調査

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今回は最近、業績が軒並み好調なアフィリエイト業界の情報をひとつに集約する形でお届けしたい。
ネットに転がるアフィリエイトに関する情報は5年以上前のものが多く、アフィリエイト業界の現状と市場規模・ASP各社の特長と違い・最新の動向調査の3つに分けて書きたいと思う。

図1

アフィリエイト業界の現状と市場規模について

矢野経済研究所のアフィリエイト市場に関する調査結果2012のデータが参考になるので、気になるポイントをピックアップしたい。

アフィリエイト市場規模は、2010 年度が 1,009 億 8,000 万円、2011 年度 1,133億 7,000 万円と成長し、2012 年度には 1,276 億 9,000 万円(前年度比 112.6%)に達すると見込む。

将来予測:2011年度から2015年度までの年平均成長率は10.0%で拡大し、1,659億円に拡大と予測。

スマートフォンの普及によりPC以外からのインターネット接続量の増加が、特にEC取引の活性化に大きく寄与している。

ASP各社の特長と違い

主要ASP各社の特長と違いを理解する上で、アフィリエイトマーケティング協会が公開している「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2012」が役に立つ。

このデータを見る限りでは満足度の高いASPランキングでA8.netが一位という結果になっている。
次いで、リンクシェア・アクセストレードの順に並んでいる。

さらにユーザーの収入状況別の観点から見ると、A8.netはどの収入層にも支持を集め、アクセストレードとアフィリエイトBは、収入の多い層に支持される傾向にあるようだ。

それに対して、リンクシェア・楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイトは、比較的収入の低い層からの支持を集めている。

 


各社の共通点として、自社が保有するアフィリエイトネットワークを生かしたリターゲティング広告の強化が挙げられる。
下記にプレスリリースで公開されているものを短くまとめてみた。

■Rakuten LinkShare、mediaFORGEを買収
アフィリエイトマーケティングを超えて
エンゲージメントをベースにしたディスプレイ広告で提供サービスを拡大
http://www.linkshare.ne.jp/press/news/2012/09/media_forge.html

米Rakuten LinkShareは2012年9月5日、米国ユタ州を拠点にインタラクティブディスプレイ広告技術を提供する企業、米mediaFORGEを買収。
リターゲティング技術に強みを持つ会社で日本でも事業を展開していく予定のようで、アメリカ・カナダ・イギリスでの展開も見据えている。

■バリューコマース、GDOにレコメンドエンジンを利用した新しい広告配信システムの運用を開始!
~ユーザーの利用状況に合わせたバナー配信により、効率的な広告配信を実現~
http://www.valuecommerce.co.jp/press/2012/20121129gdo.html

昨年、東証一部上場を果たしたバリューコマースはECサイトのレコメンドASPを軸に持つ「シルバーエッグ・テクノロジー」との連携を発表し、第一号としてゴルフ・ダイジェスト・オンラインへの導入が決定している。

通常のレコメンド広告で採用されているCPC課金ではなく、CAP課金を採用する点は他社にはない魅力で広告主側の導入ハードルを極力下げた形での導入が期待される。

■アドジャポン、英国大手ネット広告myThings社と代理店契約を締結
CPA対応のパーソナライズド広告「myThings(マイシングス)」の販売を開始
http://www.fancs.com/news_release/2012/11/29/1251

A8.netを運営するファンコミュニケーションズは、100%子会社のアドジャポンが英国のネット広告運営会社「my Things」のCPA(Cost Per Action)型に対応したパーソナライズド広告の販売を開始。

アドジャポンはファンコミュニケーションズグループの海外展開を担う会社として2012年3月に設立。

今回の提携によりクライアントが海外向けプロモーションを行う際に、アドジャポンが窓口となりmyThings社が運営するパーソナライズド広告をCPA、CPC(Cost Per Click)、CPM(Cost Per Mille)などの料金体系で出稿することが可能となる。

最近、何かと広告業界の方面から「my Things」という名前を聞くようになり、欧州での規模は2番目ということで今年あたりその全貌が明らかになるのではないだろうか。

ちなみに、「my Things」はアドウェイズとの代理店契約も2012年9月4日に行っている。
■アドウェイズ、大手ネットワーク広告運営の英国myThingsと代理店契約を締結
~パーソナライズド広告「myThings」の販売を開始~
http://www.adways.net/press/adways175.html

■インタースペース 広告効果の最大化を実現!
ディスプレイ広告総合プラットフォーム「Accesstrade DSP」の提供開始
~国内最大級のインプレッション在庫を保有~
http://www.interspace.ne.jp/press/press/120625_1.html

アクセストレードを運営するインタースペースは2012年6月に自社サービス「アクセストレードDSP」をリリース。
こちらもリターゲティングが行える仕様になっており、IR資料を見る限り今後はスマートフォン広告の開発・販売に注力していくようなので新サービスのローンチに期待したい。

いかがだっただろうか?
2013年のアフィリエイトASP各社の動向を考える上でのキーワードとして、「スマートフォン施策・リターゲティング広告」に関する動きが活発になることが予想される。

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この記事を書いた人

author by 川田 智明

川田 智明

ITがマイナーなものをメジャーにするところが好き。ファッションをおかずにご飯3杯イケる。関心はファッション×IT分野・アドテク周りも。

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