ソーシャル連携機能を活用する際に気を付けたい3つのポイント

ソーシャル連携機能を活用する際に気を付けたい3つのポイント

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ソーシャルログインやソーシャルシェア機能、キャンペーン応募など、サイトでソーシャル連携機能を活用する機会が増えてきたかと思います。こうした「自社サイトのソーシャルメディア対応」に注目が集まっている今。実際にこれらの機能を活用する際に、まず見直しておきたい注意点を3つ、まとめてみました。

何が求められるのか明確にする

各ソーシャルネットワークと自社サイトを連携させる場合、まず最初にソーシャルメディア側のアプリ認証画面が表示されます。これは、ソーシャル上のどんな情報を取得する必要があるのか、ユーザーに承認を得る必要があるためです。たとえばFacebookと連携させる場合、下図のようなアプリ認証画面が表示されるようになっています。
また、赤枠で囲った箇所は目的に合わせてカスタマイズできるようになっており、ここでこのアプリ認証プロセスの目的を明確に記載することが必要になります。

fb_app
via 美美美コムの「超豪華!体験ギフトプレゼント」キャンペーン

①アイコン・タイトル

この認証画面では、どんなサイト・キャンペーン・機能に対する認証を行うのかを明記します。Facebookアカウントでキャンペーンに応募仕様と思ったらなんかよくわからない画面が出てきた!と思っても、タイトルに「応募はこちら!」と書かれていると、ちゃんとキャンペーン応募のプロセスに進んでいるんだな、とわかります。

②「このアプリについて」

このFacebookアプリが何のためのものなのか、概要を説明します。キャンペーン応募やサイトへの会員登録、シェア機能の利用等、どんなことを実施するためのアプリであるのか、ここできちんと説明します。

「このアプリが受け取る情報」

Facebookアプリを使って実行されようとしている機能には、自分のどのプロフィール情報が必要とされ、実際に取得されるのかを明示し、ユーザーに納得してもらった上で認証を完了してもらいます。

早急に多くを求めすぎない

ソーシャル連携をすれば豊富なユーザー属性情報が取得できるとはいえ、やたら多くの情報を一度に取得しようとすれば、ユーザーとしては不安に感じます。また、一度に多くを求められてしまうと、後になって「何を何のために取得されたのか」が曖昧になり、予想外のトラブルを招くことも。

こうした状況を防ぐために重要なのは、その時々に必要な情報のみを要求するようにすることです。
たとえば、会員登録の際は、まず最低限必要な名前やメールアドレス、生年月日のみを取得し、簡易的に登録を完了させます。
その後、

  • 実際に購入の段階になった時には住所のような詳細の情報を。
  • シェアボタンをクリックした際に、各SNSタイムラインへ投稿するという認証を。
  • 友達をサイトに招待したいと思ったタイミングで、自分のSNS上の友達の情報を。
  • レコメンド機能で手早く情報を見つけたい時になったら、趣味関心の情報を。

というように、段階ごとに必要な情報のみをユーザーに求めるようにすれば、ユーザーとしてもどの情報が何のために必要なのかをはっきり把握しながら、納得した上でサイトを利用することができます。
ユーザーが必要としたタイミングで適切な情報のみを認証、取得するような流れを設計することは、サイトをソーシャル対応させるうえでも見逃せないポイントになるかと思います。

ユーザーに何のメリットがあるのかを伝える

サイトを運営する企業としては、自社サイトの機能がどれほど素晴らしいものであるか、そして会員登録するとどんな良いことがあるのかをよくわかっています。しかし、サイトの訪問者はあらかじめその理由を知っているとは限りません。
「こんなにすごいことができる!」という企業側の気持ちばかりが先走って、そもそもこのサイトに会員登録したり、ソーシャル連携機能を使うとどんなメリットがあるのか?という基本的な部分がユーザーに伝わり切っていない、というすれ違いは避けたいものです。

メリットをきちんと伝えるという点に関して、アメリカのYamahaのWebサイトでは、下図のようにログイン画面上で、会員登録すると受けられるメリットをわかりやすくまとめています。ここでユーザーは会員登録する意味をきちんと見出した上で、納得して登録ができるようになります。
yamaha
via How Website Registration is Like A First Date

 

Webマーケティング周りでは、サイトのソーシャル連携機能にはどんなメリットがあるのかということも含め、徐々に浸透してきているように感じます。かといって、実際にサイトを使うすべてのユーザーにとって、Facebookのアプリ認証画面や、ソーシャルログインという機能に馴染みがあるとは限りません。もしかすると何だかよくわからなくて怖い、と思っているかもしれません。

企業やブランド側の視点で、一方的にソーシャル連携をがつがつと進めるのではなく、そもそもどういう機能で、どんな情報が取得されて、ユーザーにとってどんなメリットがあるのかということを、まず第一に伝えなければなりません。企業とユーザー両者納得の上で、よりよいサイト体験を実現していくことを意識していかなければ、と感じています。

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

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