意外?当然?スマートフォン利用の68%は自宅で行われ、主な目的は「自分の時間をくつろぐため」という米国の調査データ

意外?当然?スマートフォン利用の68%は自宅で行われ、主な目的は「自分の時間をくつろぐため」という米国の調査データ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マーケティング担当者にとって、スマートフォン経由の消費者へのリーチ状況については興味をそそられる部分かと思います。しかし、モバイルは常に外出先であるとは限りません。新しいデータからは、消費者のスマートフォン利用の68%が自宅で行われているということを示しています。
また、スマートフォンユーザーのもっとも一般的な行動は買い物やコミュニケーションだけでなく、外資系広告代理店のBBDOと、アメリカの大手インターネットサービス企業AOLの研究者が言うには、“me time(自分の時間)”にこそ多く従事しているというのです。

では、実際にアメリカの生活者は普段どんな目的でスマートフォンを使う傾向があるのか、具体的に見てみたいと思います。

 

アメリカにおけるスマートフォンを利用する7つの主要動機

metime
via Vision Statement: How People Really Use Mobile

Me Time(自分の時間)・・・46% / 864分

おもしろい動画を見たり、ゴシップ系のWebサイトを読んだり、ソリティアで遊んだり、単に楽しむだけのウィンドウショッピングなど、リラックスや自分が楽しむ目的の利用を指します。

Socializing(交流)・・・19% / 410分

電話やメールの他、ソーシャルネットワーク等で、家族や友達など誰か他の人とコミュニケーションする目的。

Shopping(買い物)・・・12% / 126分

何か商品やサービスを探したり、何かを購入する目的。

Accomplishing(何かを達成するため)・・・11% / 133分

金融関連の管理や、健康管理、仕事関連など生産性に関わる目的。家計簿をつけたり、体重管理をしたりジョギングの記録をつけたり、仕事のタスク管理などが上げられます。

Preparation(準備・支度)・・・7% / 61分

旅行や出張、レジャーなど来たる予定のプランニング目的。宿泊先を探したり、レストランや映画のチケットを予約などが上げられます。

Discovery(発見)・・・4% / 47分

何か新しい情報を探す目的。気になるニュースやデータ等を調べるなど。

Self-expression(自己表現)・・・4% / 47分

趣味や関心としての目的。写真を撮ったり、動画を作ったり、音楽を作ったり聴いたり、料理のレシピを投稿したり、などが考えられます。

 
アメリカの数字にはなりますが、なるほどおもしろいです。「スマートフォン」とか「モバイル」と言うと、店舗内でショールーミングしながらとか、外出先でチェックインしてとか、スマホで手に入れたクーポンを飲食店で使うとか、そういうことをイメージしがちです。でも実は、スマホにかける時間の大半は、家でリラックスしながらダラダラと娯楽的に使われる傾向がある、というのはちょっと意外、という印象を受けつつも、よく考えたらそうかもなぁ、とも思いました。

私自身、電車で移動中とか店舗内など外出先で使うことももちろんありますが、一方でだいたいはダラダラとYouTubeやTumblrを眺めたり、はてブのホッテントリー読んだり、アプリで箱からティッシュをひたすら引き抜くなどして過ごすことが多い気がします。

スマートフォンへ利用に関する意識としては、案外マーケティング担当者と生活者との間でギャップがあるのかもしれません。

【調査概要】このデータの出典は、2012年消費者リサーチを専門とする調査会社InsightsNowがAOLとBBDO向けに実施した“Seven Shades of Mobile”の調査結果です。第一フェーズでは、24名のユーザーを対象に7日間の日誌と詳細なインタビューを実施。第二フェーズでは、13~54歳の米国ユーザー1051人を調査対象とし、3010のモバイル利用データを収集。さらに、このうち3分の2のユーザーのモバイル上での活動を30日間追跡した結果になります。

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

自分が知りたいなーと思ったことを全力で記事にしています。はてブとSumallyが情報収集のお供です。よろしくお願いします。

投稿記事一覧