「Google+サインイン」だからこそできること。

「Google+サインイン」だからこそできること。

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昨今、Googleが提供するGmailやAndroid、Googleカレンダー、YouTube、そしてGoogle+などポピュラーなサービスの連携が急速に進んできました。
そしてついに今年の2月末にリリースされたGoogle+ Sign-In機能。これによりサードパーティーのサイトやアプリでも、「Facabookログイン」や「Twitterログイン」のような形で、Google+のアカウントを使って会員登録やログインができるようになりました。
「Google+ Sign-In」でできることについては、Googleの開発ブログのこちらの記事が参考になります。

また、Googleでは、開発者がさらにオプションを追加できるように機能拡張を進めていると発表。(グーグル、「Google+ Sign-In」機能を強化)FacebookやTwitterとはまた違った魅力がある「Google+ Sign-In」について、今回は「自社サイトのソーシャル化」という視点で各機能に着目していきたいと思います。

 

シンプルでセキュリティ面も安心なソーシャルログイン機能

Google+ Sign-Inは使いやすさとセキュリティ面でも優れたログイン機能を提供することで、サイト会員登録のコンバージョン率向上に貢献するものになっています。
たとえば、ユーザーの約80%がソーシャルログインを使っているというLadyGaga.comにも、早速Google+ Sign-Inが実装されています。実際の登録フローは基本的にはFacebookログインやTwitterログインと同じです。
Google+ Sign-Inボタンを押すと下図のようなリクエスト画面が表示され、ユーザーはここでログインの際に取得する情報を確認します。FacebookやTwitterのアプリ認証と似たようなものですが、「Google+ならでは」なところをピックアップしてみました。

 

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Google+ Sign-Inによってアクセスできる友達リストを編集

Google+といえば、サークル機能が特徴的です。もともと友達やフォローしているユーザーを目的や関心別に振り分ける習慣があるSNSになります。そのためソーシャルログインした際にも、アクセスされる友達の範囲を、ログインするサイトの用途に応じて自由に簡単に選択できます。LadyGaga.comのような音楽サイトであれば、音楽好きの友達をまとめたサークルのみ選択するということが可能になってきます。

Googleならではのサービスと連携が可能

LadyGaga.comの場合YouTubeアカウントへのアクセスもリクエストされていますね。音楽系のサイトであればYouTubeと連携できるのはうれしいかもしれません。これもまた様々なサービスを統合しているGoogleならではの強みと言えそうです。

共有範囲をお好みにカスタマイズ

そして各ニュースサイトでも紹介されているように、サイトを利用していることを公開する範囲を、ユーザーやサークルごとにお好みで指定できます。FacebookやTwitterアプリの中には、勝手に「サイトに登録しました!」というアクティビティを流されてしまうものも・・・。意図しない情報をシェアすることを懸念して、ソーシャルログインの使用をためらうユーザーもいるかと思います。Google+ Sign-Inは「『ソーシャルスパムなし』が自慢」というだけあって、このあたりもわかりやすく安心して使えるのが、サイト運営者にもユーザーにも大きなメリットになりそうです。

以上のような認証が完了すると、フォームにGoogle+から取得したメールアドレス、姓、名が登録フォームに反映され簡単に会員登録が完了します。

 

Google+なら、より関心の高いソーシャルグラフのみに確実なアプローチ可能

先ほどもご紹介したように、Google+ Sign-Inをすると、サイトやアプリがアクセスできるソーシャルグラフをお好みで指定することができるようになっています。これによりアクセスを許可したサークル内の友達に向けて、サイトへの招待もスムーズに行えます。

 

サイトの趣向に近いサークルの友達を招待できる

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たとえばソーシャルコマースサイト「Fancy」であれば、マイページ上に「Google上の友達」が表示されるので、そこからGoogle+上の友達を招待することが可能です。ログインするサイトの趣向に合わせてサークルを選択できるので、関心の高い友達のみに向けて招待やコンテンツのシェアができるという点は、自分にとってもGoogle+上の友達にとってもうれしい機能かと思います。

関心の高いユーザーのみに確実なアプローチが可能

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また、Fancyのようなコマースサイトの場合、FancyのアイテムをGoogle+にシェアすると画像の通り、商品情報が「Buy」ボタン付きで投稿できるところにも注目です。Google+のタイムライン上にシェアされた投稿から「Buy」ボタンを押すと購入画面にリンクして、そこからすぐに買い物ができるようになっています。
趣味の近いサークルに向けてコンテンツをGoogle+にシェアして、そこから簡単に商品購入もできれば、関心の高いユーザーのみを確実にサイトに誘導し、着実に購買につなげられる・・・そんな可能性を感じる機能です。

 

このように、これまでのFacbeookコネクトやTwitterログインとはまた違った魅力もありそうなGoogle+サインイン。サイトの趣向性や、ユーザー自身の関心によってソーシャル連携する部分を自由にカスタマイズできるのが、その主な特徴かと思います。ある意味、共有範囲が限定されることで、広がり方はFacebookやTwitterより狭いものになるのかもしれません。しかし、ユーザーが納得・安心して使えるところ、そして数は少なくても趣向性の近いソーシャルグラフのみに確実にアプローチできるところは、Google+サインインならではの魅力だと感じています。
Google+、おもしろくなってきました。これからがますます楽しみです。

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

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