ゴルフダイジェスト・オンラインから学ぶ、「ソーシャルログイン」のベストプラクティス

ゴルフダイジェスト・オンラインから学ぶ、「ソーシャルログイン」のベストプラクティス

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今回は、株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインが提供するオンラインゴルフ総合サイト「GDO」の事例をもとに、具体的なソーシャルログインの活用方法をご紹介します。

従来のログイン方法と比べ、ソーシャルログインを活用すること期待できる効果やメリット、そして実際に活用する際に注意するべきポイントについて、理解を深めるきっかけになればと思います。

 

オンラインゴルフ総合サイト「GDO」について

gdo_index
日本最大級のオンラインゴルフ総合サイト「GDO」

GDO」では、ゴルフ場の予約からショッピング、スコア管理などの豊富なサービスを提供。「GDOクラブ」という会員プログラムがあり、登録するとこれらのサービスを利用できるようになります。この「GDOクラブ」では、Facebook、Twitter、Google、Yahoo!の4つの外部サービスアカウントでソーシャルログインが可能となっています。

目次

  • ソーシャルログインを活用した新規会員登録
    • 従来の会員登録のフロー
    • ソーシャルログインを活用した会員登録のフロー
  • サイトにログインするフロー
    • 従来のログインフロー
    • ソーシャルログインを活用したサイトへのログインフロー
  • ソーシャルログイン活用の参考ポイント
    • 複数のアカウントに対応
    • 既存会員向けのアカウント連携設定
    • ユーザーを不安にさせない工夫
  • 最後に

新規会員登録のフロー

signup新規登録|GDOクラブ会員

従来の会員登録フロー

signupflow
「GDO」で設けられている、従来型の会員登録フローの場合は、まずはじめに「①メールアドレス入力」、その際に登録されたメールアドレスに本人確認のためのURLを記載した「②確認メール送信」を行います。そこで本人確認が完了後、「③会員情報入力」でフォームに名前やメールアドレス、生年月日等の個人情報を入力し、入力内容を「④確認」した後に「⑤登録完了」となる、という大きく分けて5つのステップを踏みます。

ソーシャルログインを活用した会員登録のフロー

socialloginflow
Facebook、Twitter等のアカウントにログインしている状態であれば、各アカウントで登録するボタンをクリックすれば、「①外部サービスアカウント連携の認証」のページに遷移します。同ページ内でユーザーのアカウント連携の認証を行うと、本人確認がその場で完了し、さらに各アカウントに登録されている個人情報がその場で「②フォームに自動反映」されます。入力内容を「③確認」した後、「④会員登録完了」となります。

従来のステップと比べて、メールとサイトとを交互に行き来して本人確認をしたり、フォームに情報を入力する手間が省け、さらにメールアドレスなどの誤入力も防げる、というところが大きなメリットになり、新規会員登録率の向上につながります。

サイトにログインするフロー

loginログイン|GDOクラブ会員

従来のログインフロー

IDとパスワードを入力。ログイン情報を管理しておく必要があり、IDやパスワードを忘れてしまうと再度パスワード発行などの手間もあり、ユーザーが離脱してしまう可能性が高い部分。米国では、IDやパスワードを忘れたユーザーの約90%がサイトから離れてしまう、という調査結果もあります。

ソーシャルログインを活用したサイトへのログインフロー

FacebookやTwitter、Google、Yahoo!のアカウントにログインした状態であれば、IDやパスワードを入力せず、「Facebookでログイン」のボタンをクリックすれば簡単にログインが完了します。普段よく使っているサービスのアカウントであれば、IDやパスワードを忘れる心配も少なく、ログイン率の向上やユーザーの離脱防止につながります。

ソーシャルログイン活用の参考ポイント

複数のアカウントに対応

FacebookとTwitter、Google、Yahoo!など複数の外部サービスアカウントに対応しておくことで、幅広いユーザー層に利用してもらうことが可能です。また一方で、「外部サービスのアカウントを使いたくない」というユーザーのためにも、アカウントを使わずに従来通り会員登録・ログインできるようにしておくことも大切です。
それぞれのユーザーにとって、いちばん使いやすいアカウントを選んで使ってもらうことが重要になるかと思います。

既存会員向けのアカウント連携設定

mypageGDO|他サイトとのアカウント連携|GDO

GDOクラブ会員に登録済みの場合は、マイページ内にある「他サイトとのアカウント連携」から各アカウントとの連携が可能になっています。これにより、ソーシャルログイン実装前に登録した会員ユーザーでも、マイページ上で各アカウントの連携設定を行えば、次回からID・パスワードを入力せずワンクリックで簡単にソーシャルログインができるようになります。
また、会員情報を複数の外部サービスアカウントと連携させることも可能となっており、それぞれの連携・解除は、マイページ内の「他サイトとのアカウント連携」のページ上でまとめて簡単に行えます。

ユーザーを不安にさせない工夫

point
サイトを運営する企業にとっては、ソーシャルログインのメリットを十分に感じていたとしても、ユーザーにとってはソーシャルログインをすること自体に不慣れだったり、複雑さを感じる可能性があります。また、外部サービスアカウントと会員情報を連携もしくは解除することで、今までどおりサービスを使えなくなってしまうのでは?と不安に感じるシーンもあるかと思います。
そこで、「GDO」が実施している以下の施策は、ソーシャルログイン導入の際に非常に参考になります。

  • 会員登録・ログイン画面で、「他サイトとのアカウントで新規会員登録」とはどういう機能なのか説明した文言と、その際の「設定方法/よくある質問」へのリンクを掲載。
  • ソーシャルログイン経由の登録完了後に送信するメールで、次回ログインする際にユーザーが迷わないよう、ログインの方法やソーシャルログイン機能の説明を記載。
  • 「他サイトとのアカウント連携」の設定ページによくある質問を記載。

最後に

海外ではメジャーな機能として頻繁に使われているソーシャルログインですが、国内では出始めたばかりで馴染みが無いという方もまだまだ多い機能かと思います。
そういった国内ユーザーにも、ソーシャルログインを導入することでより手間なく使いやすいサービスを提供し、かつソーシャルログインそのものへの不安や懸念を取り除けるようなフローやコンテンツの工夫をしていくという点において、「GDO」の活用事例はぜひ参考にしていただければと思います!

◆「GDO」サイトでは、フィードフォースが提供するオウンドメディアのソーシャル化支援サービス「ソーシャルPLUS」のソーシャルログイン機能をご活用いただいております。

この記事を書いた人

author by 深谷 直

深谷 直

自分が知りたいなーと思ったことを全力で記事にしています。はてブとSumallyが情報収集のお供です。よろしくお願いします。

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