【IoT特集】スマートホーム GoogleとApple【前編】

【IoT特集】スマートホーム GoogleとApple【前編】

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IoTってどういう概念なの?

この回答にあたる記事は前回の記事でお答えしました。今回は具体的にIoTの中でもGoogleとAppleが競いあっている「スマートホーム」と「健康サービス」を紹介したいと思います。この記事ではスマートホームを、次の記事で健康サービスを特集します!

スマートホーム

2014年に入りGoogleとAppleは具体的にIoT分野に参入してきました。中でも一番の注目がスマートホームです。

スマートホームとは?

スマートホームとは、

エネルギーを創り、蓄え、そのエネルギー消費を最先端のIT技術などによって最適にコントロールされた住宅のこと。いわば建物によってエネルギーの上手な活用を目指す賢い家のこと

アイズ・ネクストのHPより

を指します。節電や蓄電に焦点が向いていますね。

ここにIoTを組み合わせると、スマートフォンやタブレットをリモコンにしてあらゆる家電を操作、制御することができる要素がプラスされます。もちろん、家電同士は連携することが可能なので「家」での生活がより便利になります。

Googleの動向

  • Googleの”Works with Nest”

Googleは”Works with Nest”というサービスを発表しました。これはブランドやOSを問わず、独自のハブを使用することでリモコン、自動車、ガジェット等の情報を一元的に管理するシステムです。GoogleはすでにこのサービスのAPIを公開しているので関連サービスも早くに伸びる可能性があります。いずれもアンドロイドスマートフォンで操作できる予定です。

  • Nestとは

Works with NestのNestとはGoogleが買収した自動温度調整期や煙探知機の会社です。Nestは居住者のスケジュールを学んで自ら温度を自動調節したりするので、使用前と比べ20%程度電力使用が削減できると期待されています。

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Appleの動向

  • Appleの”HomeKit”

対するAppleは“HomeKit”という名前でスマートホームのシステムを作っています。基本的にサービス内容はGoogleと同じで、AppleはiOS8を搭載したiPhoneやiPadからHomeKitを操作できるようにすると発表済みです。

  • 家電認証制度

GoogleがスマートホームのAPIを公開しているのに対し、AppleはHomeKit使用に作られた家電にMFi (Made for iPhone) 認証という条件を設け、電化製品業界にHomeKitとの連携を促す狙いです。

homekit

スマートホーム×IoTで可能になる事例

  • 自動車とエアコン

自動車で帰宅中、自宅までの所要時間をカーナビが予測。カーナビは家のエアコンと通信し帰宅したタイミングで室内の温度を居住者好みに変えておくようエアコンに命令する。

  • 外で室内家電を操作

外にいるときでも家の監視カメラの映像を見たり、ガスや電気の消し忘れがないかチェックし設定を変更する。

  • 水と電力の節約

洗濯物の量を計算し最小限の電力と水量で洗濯機をまわす。

  • 煙探知機とLED照明

煙探知機が火事を発見後、連携するスマート照明の色を変えて問題の発生を居住者に知らせる。(動画の2:30に様子のっています)

スマートホームの課題

スマートホームの課題はセキュリティ面にあります。スマートホームは家の情報全てを管理するハブなので一度ハッキングされると、問題が家全体に及びます。

例えばハッキングされて家電をとめられてしまえば、泥棒が入っても家の鍵も警報システムも監視カメラも作動しなくなってしまったり、またその反対に家電の操作をされるハッキングをされれば、夏に暖房しかでなくしなったり庭のスプリンクラーが出っぱなしになるなんてことも起こりかねません。

まとめ

スマートホームは一つのハブを通し様々な家電を操作できる便利なサービスですが、これはセキュリティ面の脆さと表裏一体といっていいでしょう。しかし、この技術を実際に私たちが使える日が来る時は、スマートフォン以来の未来へ近づくよなワクワクした気持ちにさせてくれるサービスとなるかもしれません。

この記事を書いた人

author by 藤井 和香

藤井 和香

宝塚を愛する乙女。元星組トップの柚希礼音で宝塚にはまり今では星・月組中心に観劇しています。体力余っているときは会社帰りに日比谷で出待ちバリバリです。

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